沖縄 本田星陶所
本田伸明氏
「用の美」を意識しながら、芸術性を兼ね備える。
製陶の新世代を生み出す逸材の若手陶芸家。
沖縄県、那覇市。
陶器の生産地で知られるやちむん通りからほど近い、
老舗の雑貨店やビンテージアパレルのショップで賑わうアーケード
「サンライズ・なは」の路地に佇む本田星陶所は、
若手陶芸家「本田伸明氏」が営む2015年に設立したアトリエ。
大阪府に生まれ、奈良県にて育った本田伸明氏。
18歳から沖縄県芸術大学にて陶芸を学び、
現地の土や文化に興味を持つ。
その後、沖縄の伝統的な赤瓦製造工場に勤めながら特殊薪窯を製造し、
自身の作品を制作、発表し始める。
大阪に生まれながら、沖縄で製陶を続ける本田伸明氏。
「工芸に於ける「用の美」を意識しながらも、
美としての用を成すものづくりを目指しています。
作品の佇まいに宿る、土と作り手の物語を感じて頂ければ幸いです。」
と本田氏は語る。
展覧会は23歳より全国各地、ギャラリーや百貨店にて開催し、
第35回沖縄工芸公募展では優秀賞を飾る。
2012年には沖縄県立芸術大学の教員に携わり、
その後2015年に自身のアトリエを設立。
2018年には自身の個展も開催し始めるなど、己の技術を日々追求している。
近年ではその高い芸術性を振るい、異業種と交わる催事にも参加。
2018年にはプリザーブドフラワーの名店
「ニコライ・バーグマン」主催の催事「花見2050」において花器を提供、
2020年には同社の20周年イベントでも一輪挿しを披露するなど
多角的に活動している。
本田氏の得意とするアートと実用の融合。
同氏が手掛けた『レインドロップ』シリーズ。
釉薬を定規で引き、五月雨を表現したデザインは
かの有名な浮世絵師「歌川広重」に
インスパイアを受けて製作した作品。
食器としてはもちろん、
インテリアとしても楽しめる作品となっている。
沖縄の文化、器作りの伝統と芸術性の融合で
製陶の新世代を生み出す期待の若手陶芸家、本田伸明氏。
かさねあわせも、共にその伝統と新しさを伝えてゆきたいと思います。
1981年
2004年
2005年
2012年
2015年
陶歴
2005年
2011年
2018年
2018年
2018年
本田星陶所 本田伸明氏
大阪府出身 奈良県にて育つ
沖縄県立芸術大学
陶芸コース卒業 沖縄クチャ・赤土造形企業組合 入社
沖縄県立芸術大学工芸専攻陶芸分野 助手勤務
本田星陶所 設立
みーがまみーやち陶展 リウボウ美術サロン(沖縄)以降沖縄県内外で個展、グループ展を行う
「手の掌」展 桃林堂青山店(東京) 初参加 以降毎年参加
ニコライバーグマン「花見2050」花器提供,展示 太宰府天満宮(福岡)
本田伸明個展(名古屋)
本田星陶所 新・沖縄展出展 阪急うめだ本店(大阪)
賞
第35回沖縄工芸公募展 優秀賞
第36回沖縄工芸公募展 佳作賞