砥部焼 和将窯 山本和哉
砥部の砥石から生まれた、
堅い食器が、
毎日を柔らかくする。
砥部焼の伝統を受け継ぐ、ギャラリーショップ兼工房「和将窯」の若き陶芸家山本和哉氏。
父の山本俊一氏が設立した工房をわずか20歳という若さで経営に携わる。
2007年には愛媛陶芸展で最優秀賞を受賞。
独特のエチュード柄をもつ器は県内で一躍有名になる。
その後も自身の豊かなアート性を活かし、
トライバル模様やフラワーエチュード模様など
数々の斬新なデザインを生み出す。
2012年には5年連続受賞を達成。
作品は素焼きをしたのち絵付けされる。
太さの異なる様々な筆を匠に操り、
古き良き砥部の模様から着想を得た
山本氏オリジナルのエチュード柄を描いていく。
「砥部土が持つ固さの表現に一番苦労した」と語る山本氏。
土の質感を守るため、あえて釉薬を使用せずに焼き上げ
白と黒をコンセプトに独自のデザインアートを展開。
和将ブランドは「Washo」と
「Blanco Negro」の二種類が存在する。
シンプルなモノトーン調の「Washo」シリーズは
ハートや花を描いた愛着あるエチュード模様が特徴的。
引き出物や贈り物として老若男女問わず人気がある。
「Blanco Negro」シリーズは、
山本氏が技術の全てを注ぎ込んだ至極の一品であり、
ホテルや料亭など店舗のオブジェとして使われる。
工房に併設するギャラリーでは山本氏が手掛ける作品を
実際に手にとって購入可能。
人気の作品はもちろん、「Blanco negro」シリーズやコラボ作品などここでしか購入できない作品が並ぶ。
一人で2つの顔をもつ山本氏の作品。
成形から絵付けまで一つ一つ手作業の為それぞれ表情が異なっており、
どれも世界に二つと存在しない価値のある作品となっている。
かさねあわせはそんな唯一無二の出会いをご提案します。