石垣島の自然に寄り添い、姉弟で農園を営みながら器作りを続ける宮良姉弟。
先日入荷した姉の宮良ゆうな氏の作品に続き、弟の宮良断氏の作品も入荷いたしました。
宮良断氏の新しい取り組みである「透磁」シリーズ。
石垣島で採れる貝殻を混ぜ込んだ陶土で整形し、特殊な釉薬で彩った作品。
通常貝殻を磁土に混ぜた場合カルシウムによって土が溶けてしまうが、
宮良断氏は調合や焼き方を極限まで追求し紆余曲折を経て器の形を保つことに成功。
配合や製陶法が確立された今においても、
時より配合が合わず器が溶けてしまうこともある繊細な作品。
また、今回は貴重な石垣島の古陶「八重山焼き」を再現した緑が美しい酒器や食器も追加。
沖縄本島の特徴である濁りがかった緑釉とは異なる、石垣島特有のメタリックな緑。
石垣島は不純物の含まれない純粋な銅が豊富なため、
石垣の銅を用いて作られる釉薬は焼き上げの際に酸化され艶のある美しい緑へ彩色される。
3月も半ばを過ぎ、徐々に暖かくなってきました。
宮良断氏のつくる器で、ぜひ新しい生活の始まりを彩りください。
商品は一部を除き全て一点物となっていますので、何卒ご了承くださいませ。
ご質問などありましたら、お気軽に下記お問合せフォームよりお問合せください。
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