みなさんこんにちは。
素敵な連休をお過ごしでしょうか?
かさねあわせでは、GWの初日、4/29(土)と4/30(日)にて、
高尾山のエナメルジュエリー工房「Atelier Musubiba from Mt. Takao」さんを招いてのエナメルジュエリーのワークショップを開催しました。
好きなガラス釉薬を銀盤に乗せて、自分だけのペンダントトップを作る内容。
釉薬の乗せ、焼成のための窯入れ、仕上げまでの工程を体験できるワークショップで、小学生のお客様、家族連れからカップルまで誰でも楽しめるイベントでした。
最初はエナメルジュエリーの歴史に軽くふれていただき、早速制作へ。
まずは作りたいデザインを決め、載せる釉薬の色味を選びます。
釉薬が決まったら水篩(すいし)と呼ばれる水洗いの作業で、釉薬の中の不純物を取り除きます。
十分ゆすいだら、銀盤にデザインを乗せていきます。
今回はAtelier Musubibaさんが実際に使用している爪楊枝を更に細くした棒を使い、
濡れた釉薬を丁寧にすくって銀盤へ。
釉薬の乗せが終わったら、乾燥した後に窯入れ作業を行います。
窯の小さい入口に金鋏を使ってペンダントを入れ込む慎重な作業でしたが、
作家さんの手ほどきもあり皆さん初めてとは思えないほど素早くいれていました。
窯に入れたら、あとは数分まちます。
高温で溶けた釉薬がペンダントを彩り、自分だけのデザインが段々と完成してきます。
釉薬が十分溶けたら、窯から出して冷やします。
残るは仕上げの作業です。
銀盤の縁を研磨して光沢を出す作業。
この仕上げの具合で、全体の完成度合いが決まるので、皆さん真剣です。
仕上げの後はネックレスの金具を取り付けて、世界に一つだけのエナメルペンダントの完成。
皆さんどれも個性的なデザインで、主催の自分も参加したくなってしまいました。
今回初の取り組みでしたが、心ゆくまでお楽しみいただけたようで、何よりでした。
ご参加いただいた皆様、Atelier Musubibaさん、誠にありがとうございました!
【Atelier Musubiba 阿部英亮さん】
アトリエ名の「結び葉」は生い茂った樹々の葉が重なり合い、影を結ぶさまを表す言葉。
高尾の景色や生き物、植物といった四季折々の表情をモチーフに手作りのエナメルジュエリーを手掛ける。
・日本大学芸術学部写真学科卒。
・ジュエリー作家中島邦夫氏に師事しエナメルジュエリーを学ぶ。
・その後4℃やithなどの国内ジュエリーブランドで制作や生産・品質管理に従事する。
・2007年より高尾に移り住む。
・2021年秋に高尾山の麓にある自宅兼工房でAtelier Musubibaを立ち上げる。
デザインフェスタをはじめ国内ハンドメイドイベントを中心に活動中。
Album
4/29
4/30
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